お悔やみ電報の文例を見ると、「ご尊父様」「ご母堂様」「ご主人様」「ご令室様」等という言葉が文例の初めについています。
NTT東日本・NTT東日本電報文例参照
(NTT西日本・NTT東日本 共に同じ文例番号です)
・文例番号:7522
ご尊父様のご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申しあげますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。
・文例番号:7532
ご母堂様のご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申しあげますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。
・文例番号:7572
ご主人様のご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申しあげますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。
・文例番号:7582
ご令室様のご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申しあげますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。
これらの敬称の使い方について説明します。
《敬称の使い方 1》
「ご尊父様」「ご母堂様」等の敬称は主に「受取人」にとってどのような関係の方が亡くなったのかをあらわす言葉です。
受取人のお父さんが亡くなった場合は「ご尊父様」
お母さんが亡くなった場合は「ご母堂様」
奥様が亡くなった場合は「ご令室様(または、ご令閨様)」
となります。
《敬称の使い方 応用編》
例えば、
故人=自社の社員のお母様(社員の母が故人)
喪主=自社の社員のお父様(喪主の妻が故人)の場合、
受取人を喪主宛にするなら例文:「ご令室様のご逝去の報に接し〜」
受取人を社員宛にするなら例文:「ご母堂様のご逝去の報に接し〜」
という敬称となります。
《間違えやすい敬称の考え方》
応用編の関係をもう一度見てみましょう。
故人=自社の社員のお母様(社員の母が故人)
喪主=自社の社員のお父様(喪主の妻が故人)
受取人を喪主とする場合は、喪主の妻が故人のため、「ご令室様」という敬称を使用します。
「社員のお母さんが亡くなったから・・・」という理由で、「ご母堂様の〜」という敬称を使わないように、くれぐれも注意してくださいね。
(もしも「ご母堂様」という敬称を使用した場合、「喪主の母が亡くなった」という意味になり、喪主の母がご存命だった場合に大変失礼なメッセージとなります! すでに喪主の母が亡くなっていたとしても、意味のないメッセージとなってしまいます。)
《敬称の使い方 2》
(1)敬称は主に「受取人にとってどのような関係の方が亡くなったのか」を考えて使う言葉ですが、「差出人にとっての関係」として使用することも可能です。
例えば、
故人は受取人のお父様
&
故人は差出人(例えばご自分)の伯父(おじ)様 という場合は、
「伯父様の〜」という敬称でメッセージで送ることも可能です。
(2)「社長様〜」「会長様〜」等という肩書きや、「先生」という言葉も使用することも可能です。
NTT東日本・NTT西日本電報文例参照
(NTT西日本・NTT東日本 共に同じ文例番号です)
・文例番号:7622
会長様のご逝去に接し、惜別の念を禁じ得ません。
ご功労に敬意を表しますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。
・文例番号:7623
社長様のご訃報に、当社社員一同、謹んで哀悼の意を表します。
ご遺族の皆様ならびに社員ご一同様に、心からご冥福をお祈りいたします。
・文例番号:7619
先生のご訃報に接し、人生の師を失った悲しみでいっぱいです。
先生の尊いお教えは、私の心の中に生き続けます。どうか安らかにお眠りください。
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【まとめ敬称の使い方】
- 故人と受取人の関係で考える
- 故人と差出人の関係で考える
- 肩書き等も使用可能
【お悔やみ電報のマナー】
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